60代、私がペスカタリアンになった理由と快適な食生活

ペスカタリアンって聞いたことありますか?ベジタリアンやヴィーガンは聞きますが、私は最近まで知りませんでした。私は、このペスカタリアンに当てはまりそうです。
ペスカタリアンってなに?
ベジタリアンの中にはいろいろな種類があります。
- ヴィーガン・・・はちみつ・乳製品・卵などの動物性食物を一切食べない
- ラクトベジタリアン・・・肉・魚・卵を食べないが乳製品は摂取する
- ラクトオボベジタリアン・・・肉・魚は食べないが、卵と乳製品は摂取する
- ポーヨーベジタリアン・・・魚と牛、豚、羊など赤身肉は食べないが、鶏肉や ターキーの鳥は食べる
- ペスカタリアン・・・肉は食べないが、魚介類は食べる(卵・乳製品は個人の選択による)
きっかけは肉のにおいが口の中に充満して臭い!からでした

幼少期には肉が嫌いで、小学校の給食の時にはよく立たされて最後まで食べさせられていました。それを徐々に克服し、成人したころにはまあまあ食べられるレベルにまでなっていました。これが、50代の頃、外食のハンバーグを食べる機会が重なったころから、肉の口の中に広がるにおいがダメになってきました。
この後、娘があるきっかけでヴィーガンになりました。娘の理由は動物の命の搾取を理由にでした。
この時に、豚や牛や鶏がどのように殺されるかも、知りました。動物に食べさせる穀物を育てるために、森林伐採するなど環境にもよくないことも知りました。食肉になるためにあるいは卵を産まされるために、改良されていることも知りました。
これをきっかけに私も肉・卵・ミルクを摂取しないようになりました。お肉はもともと嫌いなので特に苦しいわけでもなく、むしろ快適です。料理の中に肉が混ざってないので、よける必要もなく安心して料理を口へ運べます。
肉は食べすぎるとがんになる

肉はたんぱく質や脂肪が豊富に含まれていて、バランスよく食べればよいのでしょう。でも食べすぎると消化不良にもなりやすく、腸内環境にも悪影響を与えます。肥満になったり高脂血症、高血圧、糖尿病など生活習慣病にかかるリスクも上がります。そして大腸がんのリスクも高めるようです。
特に加工肉は発がんのリスクが高いと言われています。
肉の代わりには豆・ナッツ類を摂取するようになりました

お肉の代わりになるものっていうと、豆類、ナッツ、きのこ、野菜などになります。
豆は大豆・レンズ豆・ひよこ豆など。ナッツはカシューナッツ・アーモンド・くるみなど。野菜の中ではブロッコリーはたんぱく質豊富です。他にはお蕎麦もたんぱく質豊富です。きのこの中ではマイタケがたんぱく質を多く含みます。
ゆるいペスカタリアンなので外食も大丈夫です

日本は魚をよく食べる国なので、ペスカタリアンといっても、さほど窮屈ではありません。家庭では、出汁も普通に使えますし、普段の料理にはあまり影響はないと思います。ただ、お友達や親せきと外食をするときは、さほど神経質にならずに、肉料理を選ばない、あるいはお肉は避けて食べるか、ハムなど食べられそうなものは食べちゃうときもあります。
今まで肉を食べないといけないという気持ちで、我慢して食べてきたところもあるので、ベジタリアン料理や精進料理をいただくときは、肉が入ってない安心感でよりおいしく食べられます。
ただでさえ少なかったレパートリーが、ペスカタリアンになり、ますます少なくなりました。コンソメも使わなくなって、ペスカタリアンになりたて当初はとても味気ない料理の連続でした。でも最近はおいしいスープの素を見つけました。我が家が普段使っている出汁です。

和風だしには、リケンのこんぶだし、洋風だしには、iHerbからプラントベースのブイヨンキューブを購入して使っています。たまにコンソメ麹を作って、お料理します。
普段のお料理レシピなどは、また後日に投稿します。